01 / CALDERA
この窪地は、どうやってできたのか
直径約 6km、ほぼ真円。田沢湖の形そのものが、いちばんの謎でした。
- 直径
- 約 6km
- 湖底の溶岩ドーム
- 辰子堆・振興堆
- 成因
- カルデラ説が有力(隕石説も検討)
有力なのはカルデラ説です。約 180 万〜 140 万年前の大規模な噴火で地下のマグマだまりが抜け、地面が陥没して窪地が生まれ、そこに水がたまったと考えられています。湖の周囲を取り巻く外輪山の稜線が、その縁(カルデラ壁)にあたります。
一方で、円い形があまりに整っているため、隕石クレーター説も検討されました。火砕流の堆積物は実際に確認されていますが、噴出物の量が湖の容積に対して十分かどうかは議論が残り、専門家のあいだでも意見が分かれています。決着はついていません。
湖底には「辰子堆(たつこたい)」と「振興堆(しんこうたい)」と呼ばれる二つの高まりがあり、比高はそれぞれ 100〜300m と約 250m。これらは噴火の後期にできた溶岩ドームと考えられています。岸から見える水面の下に、山が沈んでいるわけです。















